グッゲンハイムのマイナード氏はリスクオン-米国株の最高値更新後も

  • 米国株は年内10ー15%上昇する可能性-マイナードCIO
  • チリやロシアなど新興市場資産はさらに良いパフォーマンスへ

グッゲンハイム・パートナーズで2500億ドル(約26兆円)を運用するスコット・マイナード氏は、中国経済や原油、英国の欧州連合(EU)離脱選択をめぐる不安が市場で後退したことから、米株式相場には年内10ー15%上昇する可能性があるとの見方を示した。また、チリやロシアなど新興市場資産はさらに良いパフォーマンスになり得ると予想した。

  マイナード氏によると、米経済が上向き世界的な回復を主導するか、欧州と日本の景気低迷で中央銀行が追加支援策を打ち出すかのいずれかによって、株・債券相場は勢いづく見通し。景気低迷が続く方が可能性の高いシナリオであるものの、壊滅的なメルトダウンに陥る恐れはほとんどないという。

  グッゲンハイムの最高投資責任者(CIO)を務めるマイナード氏はカリフォルニア州サンタモニカのオフィスでインタビューに応じ、「リスク資産は好調だろう。ブラックスワンと称される事象は起きない」と語った。

  中央銀行による景気刺激策継続観測を背景に、米株式相場は過去最高値を付けている。ジャナス・キャピタル・グループのビル・グロース氏ら一部の債券運用者らは、低金利政策やマイナス金利政策が市場を危険にさらす恐れがあり、リスク資産の上昇余地は乏しいと警告している。マイナード氏はマイナス金利をめぐる懸念を共有するものの、当局が財政刺激策や「ヘリコプターマネー」といった新たな手段を考案して市場を支えるとの見方を示した。
  

原題:It’s Risk On for Guggenheim’s Minerd After Stocks Hit Record(抜粋)

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