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米国株(22日):上昇、週間では4週続伸-S&P500は最高値更新

更新日時
  • 通信と公益事業がS&P500種の最高値更新をけん引
  • GEやハネウェル決算への失望を克服

22日の米国株式相場は上昇。S&P500種株価指数は最高値を更新した。5週目に入ろうとする相場の上昇軌道を企業決算が脱線させることはないとの確信が広がった。

  今週好調だった銘柄がこの日の上昇にも大きく寄与した。マイクロソフトとバイオジェンは週間ベースで少なくとも3月以来の大幅高。ベライゾン・コミュニケーションズは1.3%上昇。同社はヤフー事業買収で合意に近づいていると関係者が述べた。ゼネラル・エレクトリック(GE)やハネウェル・インターナショナル、アップルのサプライヤーであるスカイワークス・ソリューションズの決算への失望で、全体の上値は抑制された。

  S&P500種株価指数は前日比0.5%高の2175.03。過去10営業日で7度目の最高値更新となった。週間では0.6%上昇。ダウ工業株30種平均は前日比53.62ドル(0.3%)上げて18570.85ドル。ナスダック総合指数は0.5%値上がりした。

  アイセクターズの最高投資責任者(CIO)、チャック・セルフ氏は「ここまでやや強弱まちまちだが、決算は全般的にポジティブな内容だと言うべきだろう」と指摘。「決算にはネガティブ方向へのトレンドは全く見られない。バリュエーションに関する疑問はあるが、金利がこれほど低い中、本当の価値を評価するのは難しい」と述べた。

S&P 500 Extends Rally to Fresh Record

  S&P500種銘柄の約4分の1がこれまでに決算を発表。このうち82%で利益が、60%で売上高が予想より好調だった。500社の4-6月(第2四半期)純利益についてアナリストらは4.5%減少と予想、1週間前の予想5.8%減からは改善しているものの、5四半期連続の減少が見込まれている。

  S&P500種のセクター別10種はすべて上昇。電気通信サービスや公益事業の上昇が目立った。ベライゾンは1.3%高、AT&Tは3週間ぶりの大幅上昇となった。資本財・サービス株はほぼ変わらず、一時は0.9%下落する場面もあった。

  S&P500種のマネージドケア(管理医療)銘柄は最高値を更新し、ヘルスケア株指数を押し上げた。シグナは4.1%高と、6カ月ぶりの高値。ヒューマナとエトナ、アンセムも値上がりした。

  スカイワークス・ソリューションズは8.6%安と、2014年10月以来の大幅下落。決算では売上高と利益が予想を上回ったものの、粗利益が予想に届かなかった。

  GEとハネウェルも下落し、資本財・サービス株指数を圧迫した。GEは受注が前年同期比2%減少。買収や為替変動の影響を除いたベースでは16%減となった。ハネウェルは2016年の売上高見通しを引き下げた。

原題:U.S. Stocks Cap Four-Week Rally With S&P 500 Marking Fresh High(抜粋)

(第5段落以降を追加し、更新します.)
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