英経済、EU離脱選択で劇的に悪化したもよう-マークイットPMI

  • 7月の総合PMI速報値は47.7-09年4月以来の低水準
  • 7-9月はマイナス0.4%成長となる方向-リセッション入りも示唆

英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選択したことで、国内経済が「劇的に悪化」したもようだ。経済活動が金融危機以来の急激なペースで縮小した。

  マークイット・エコノミクスが22日発表した英国のサービス業と製造業を合わせた総合購買担当者指数(PMI)は7月に47.7(速報値)と、2009年4月以来の低水準に落ち込み、活動拡大・縮小の分かれ目である50を割り込んだ。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では49が見込まれていた。英経済で最も大きな割合を占めるサービス業のPMIは47.4に低下した。

  今回のPMI調査は7-9月(第3四半期)の英経済成長率がマイナス0.4%となる方向にあり、リセッション(景気後退)に陥るリスクを示唆していると同社は説明。調査は今月12-21日実施された。

  EU離脱選択に伴う景気への悪影響で、イングランド銀行(英中央銀行)に刺激策拡大を求める声が強まりそうだ。金融政策委員会(MPC)の大半のメンバーは8月に措置を講じる必要があると述べているものの、9人のうち2人はEU離脱選択がもたらす影響のさらなる証拠が必要だと主張している。

原題:Brexit Wreaks Havoc on U.K. Economy as Recession Risk Rises(抜粋)

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