サムスン電子、バフェット氏も投資する中国BYDに470億円出資

  • BYDは私募形式での増資で集めた資金を電池生産に活用する
  • 中国政府はEV普及を促進している

中国の電気自動車(EV)メーカーの比亜迪(BYD)は、韓国のサムスン電子の系列会社がBYDの株式30億元(約470億円)相当を取得したと発表した。BYDには著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが出資している。

  BYDが深圳証券取引所に提出した資料によると、同社が私募形式で実施した増資で、上海サムスン半導体がBYD株式5230万株を1株当たり57.4元で取得した。この増資でBYDは投資家6者から計145億元を調達した。増資に伴いBYDの王伝福会長の出資比率は18.8%と、これまでより約1.9ポイント下がった。

  サムスン電子がBYDの株式取得を目指した背景には、中国当局が承認した電池のサプライヤーのリストに関連会社が入れなかったことがある。中国ではEV販売が急増し、当局が充電スタンドの建設を加速している。サムスン電子は先週、BYDへの出資で乗用車向け半導体事業の押し上げ効果を見込んでいると説明した。

  BYDは発表資料で、調達した資金を電池生産拡大のほか、新エネルギーを利用した車両の研究開発に充てると表明した。中国政府は年間のEV販売台数について、2025年までに300万台の突破を目指している。

原題:Samsung Buys $449 Million Stake in Buffett-Backed Carmaker BYD(抜粋)

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