ハーバード基金の元代替投資責任者、新ファンドで530億円調達目指す

  • ウィルシャー氏が元同僚のグランサム、アギーレ両氏と共同創業
  • フォリウム・キャピタル、森林と農業に資金を配分へ

米ハーバード大学の寄付基金を運用するハーバード・マネジメントで代替投資および天然資源投資を統括していたアンドルー・ウィルシャー氏が資産運用会社を共同で創業し、森林と農業に資金を配分するため約5億ドル(約530億円)の調達を目指している。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  ブルームバーグ・ニュースが視聴した投資家向けプレゼンテーションによると、ウィルシャー氏は、バリュー投資家のジェレミー・グランサム氏の息子でハーバード・マネジメントで同僚だったオリバー・グランサム氏と、同じく同僚のアルバロ・アギーレ氏と共にボストンでフォリウム・キャピタルの運用開始に向け協力している。

  運用資産370億ドルのハーバード・マネジメントでは最高経営責任者(CEO)の交代や人員削減、幹部の退社が続いている。フォリウム・キャピタルはハーバード・マネジメントの元運用者が過去1年間に創業した企業としては少なくとも2社目。ジェーン・メンディロ氏の後任として昨年1月にハーバード・マネジメントのCEOに就任したスティーブン・ブライス氏は今年5月から医療休暇に入っている。

  ウィルシャー氏とグランサム氏はフォリウム・キャピタルの資金調達の取り組みについてコメントを控えた。アギーレ氏にコメントを求めるため電話をかけたが回答は得られていない。

原題:Harvard’s Ex-Alternatives Head Seeks $500 Million for New Funds(抜粋)

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