石油会社CEOのボーナス、依然原油生産の伸び重視-ムーディーズ

  • 幹部ボーナス、生産・埋蔵量の増加に関連する割合高い
  • 業界は方針転換は難しいと考えている:ムーディーズのリポート

米国の原油在庫はこの時期としては少なくとも10年ぶりの高水準を維持しているが、供給過剰が増える中で、掘削各社は依然として幹部報酬算定で生産量の増加を重視している。

  ムーディーズ・インベスターズ・サービスが21日発表した調査リポートによると、北米の探査・生産会社幹部に支払われるボーナスのうち約25%を生産・埋蔵量の増加に対する報酬が占める。一部の企業では、生産目標を上回ることに関連した割合が40%以上となっている。

  このことは、世界的に原油供給が過剰になっているにもかかわらず、生産が依然として高水準を維持している理由を解き明かしているかもしれない。

  ムーディーズのバイスプレジデントで企業統治スペシャリストのクリスチャン・プラス氏は、「これらの企業は方針を変えるのは困難だと考えている。超大型タンカーがフルスピードで航行しているようなものだ。すぐに航路を修正するのは難しい」と指摘した。

原題:Oil CEOs Still Paid for Growth Despite Crude Glut, Moody’s Says(抜粋)

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