ペイパルとビザ、長年の対立に終止符-手数料や情報共有で合意

  • 「手数料の長期的な確実性」などと引き換えにより多くの情報を共有
  • ペイパルの株価は時間外取引で上昇

デジタル決済の将来をめぐって10年余りにわたって対立してきたペイパル・ホールディングスとビザが争いをやめることで合意した。

  両社の21日の発表によると、ペイパルは今後、「ビザ手数料の長期的な確実性」などのインセンティブと引き換えに、より多くのデータをビザと共有する。ペイパルはさらに、顧客がアカウントをビザカードにリンクさせるのを妨げないことにも同意した。

  ペイパルは、デジタルウォレットを銀行口座と直結させるよう顧客を誘導する戦略を取ったことでビザ幹部の反発を招いていた。より低コストである銀行所有のACHネットワーク経由で処理されることでビザは取引から締め出され、手数料収入の機会を奪われるためだ。

  ビザとの合意と好調な四半期決算の発表を受け、ペイパルの株価は時間外取引で一時6.9%上昇した。ビザの株価はほぼ変わらず。

原題:PayPal and Visa End Battle, Unveiling Pact on Fees and Data (1)(抜粋)

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