「レクサス」の値引き交渉なし販売、米国では顧客の多くがとどまる

  • ネブラスカ州の販売店のセールスマン、導入後7週間で40台販売
  • 失った顧客は1人だけだとインタビューで語る

トヨタ自動車は今年、高級車ブランド「レクサス」の米国の一部ディーラーに、値引き交渉に応じない価格設定手法を導入した。ネブラスカ州オマハのレクサス販売店でセールスを担当するジム・エンデブロックさんは同手法が7週間前に導入されて以来、失った顧客は1人だと述べた。

レクサスの値札

出所:レクサス

  エンデブロックさんは同販売店でのインタビューで、「その客にはこれまで8台売っていたので少しがっかりだ。彼は交渉上手だと自負しており、もっと良い条件を引き出せるはずだと思ったのだろう」と語った。それでもエンデブロックさんは6月1日からこれまでに40台を販売。購入を決めた客は値引き交渉なしの手法に喜んでいたという。

  エンデブロックさんの顧客の1人、パット・コンロイさんは「店に来て、リラックスして価格を知る方が良い。店を後にする時に500ドル安く買えたはずだなどと考えないで済む」と述べた。

  レクサスの全米マーケティングマネジャー、マット・カリバ氏によれば、米国のレクサス販売店236店舗のうち、現在11店舗が同手法を採用している。将来的にはさらに多くの販売店が採用可能となる見通し。
 
原題:Lexus No-Haggle Pricing Sends Some Buyers Fleeing, But Most Stay(抜粋)

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