LMEニッケル:11カ月ぶり高値-フィリピンからの供給めぐる懸念で

21日のロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場は上昇し、一時11カ月ぶりの高値に達した。世界有数のニッケル鉱石供給国であるフィリピンからの供給が、鉱山に対する政府の締め付けで混乱しつつあるとの懸念が広がった。

  フィリピン新政権は環境・福利基準を満たさない鉱山を閉鎖すると表明している。ロペス環境天然資源相は20日、国内最大のニッケル鉱山会社ニッケル・アジアが所有する鉱山について、審査の間、出荷を停止させる計画だと語った。

  LMEのニッケル相場(3カ月物)は前日比1.7%高の1トン=1万760ドルで終了。一時は1万900ドルと、日中ベースで昨年8月11日以来の高値を付けた。LMEでは亜鉛が1年2カ月ぶり高値となり、銅やスズ、鉛も上昇。アルミニウムは値下がりした。

原題:Nickel Extends Advance to 11-Month High on Philippines Concern(抜粋)

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