ブラジル株:ボベスパ指数は上昇、ヴァーレ高い-通貨レアルは下落

21日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は上昇。通貨レアルは下落した。

  ボベスパ指数は前日比0.1%高56641.49で終了。銀行株が下げたものの、鉄鉱石生産のヴァーレは3%高。同指数は一時下げていた。高めの金利が経済成長に一層の足かせとなるとの観測から、企業業績に対する見通しが悪化。ブルームバーグのまとめによると、ボベスパ指数採用銘柄の第1四半期売上高は平均で13%減少している。レアルは 0.4%安の1ドル=3.2719レアル。

  ブラジル中央銀行は8会合連続で政策金利の据え置きを決め、金融緩和は当初考えられていたよりも遅くなる可能性を示唆した。

  「ボベスパ指数にとって最大の長期的マイナス面の一つは同国の高金利だ。固定利付き商品の利益を勘案すると、個別物色は大変な仕事だ」と資産運用会社テオレマ・インベスチメントス(サンパウロ)のギレルメ・アフォンソ・フェレイラ氏が語った。

  今年これまでに31%上昇したボベスパ指数の株価収益率(PER、予想収益ベース)は現在12.8倍と、ここ3年間の平均を14%上回る水準となっている。

  ミナスジェライス電力が高い。ブラジル紙バロール・エコノミコは情報源を明らかにせず、ミナスジェライス電力が同国電力会社ライトの持ち株を売却する計画だと報じたことが材料視された。

原題:Brazil Swaps Rise on Rate Signal; Real Falls as Ibovespa Gains(抜粋)

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