ビザ:4-6月利益は市場予想上回る-顧客のカード利用額の伸び加速

  • 純利益は76%減少、ビザ・ヨーロッパ買収に関連する費用が影響
  • 純営業収入はアナリスト予想並み-決済額伸びる

決済ネットワーク世界最大手、米ビザの4-6月(第3四半期)決算では利益がアナリスト予想を上回った。顧客のカード利用額の伸びが加速した。同社は最大50億ドル(約5300億円)の自社株買いを実施する計画も明らかにした。

  21日の発表によると、純利益は4億1200万ドル(1株当たり17セント)と、前年同期の17億ドル(同69セント)から76%減少。ビザ・ヨーロッパ買収に絡む費用など一時的な項目を除いた調整後1株利益は69セント。ブルームバーグが集計したアナリスト33人の予想平均は67セントだった。

  手数料収入を増やし顧客の利用額の伸びを加速させたいビザは、小売業者との共同ブランドの契約締結に取り組んできた。6月にはアメリカン・エキスプレス(アメックス)に代わり、会員制卸売りチェーン、コストコホールセールが米国の店舗で受け入れる独占的なカード決済ネットワークになった。この合意でビザとシティグループは1100万人のカード保有者を新たに確保した。

  4-6月期の純営業収入は約3%増の36億3000万ドルで、アナリスト予想並みだった。営業費用は155%増の32億ドル。ビザ・ヨーロッパ買収関連のコストが響いた。決済額は為替調整後で10%増の1兆3500億ドル。海外での利用額の指標であるクロスボーダーの決済額は5%伸びた。

原題:Visa Profit Tops Estimates as Customer Card Spending Climbs (1)(抜粋)

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