ルー米財務長官:現状では金融危機時のような国際協調は必要ない

  • 低成長経済への対応でてこ入れ必要とルー長官は週末のG20前に語る
  • 英国とEUに友好的かつ現実的な協議を訴え-ルー長官

ルー米財務長官は21日、世界の経済情勢は金融危機時のような国際協調が正当化されるほど悪くないが、政策当局者らは低成長に対応して、てこ入れする必要があるとの見解を示した。

  ルー長官は「現在は2008、09年の金融危機時に行われたような協調行動は求められていないと思う。低成長の経済が力強くなり、中長期の見通しが改善するよう、それぞれができることを行う必要がある」と述べた。財務省が記者団に配布した資料で明らかにした。

  ルー長官は週末、中国の成都で開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席する。

  同長官は英国の欧州連合(EU)離脱について、「英国と欧州が最大限統合する形が最も望ましい。プロセスは数週間ないし数カ月を優に超える可能性が高いため、両者の協議が統合と協力を最大限実現させることを焦点に、友好的かつ現実的に行われることを望む」と語った。

原題:Lew Says Crisis-Level Global Coordination Isn’t Necessary Now(抜粋)

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