黒田日銀総裁、ヘリコプターマネー不要と6月に発言-BBCラジオ

日本銀行の黒田東彦総裁は6月の発言で、ヘリコプターマネーを否定していた。物価が下落し成長が弱まる中で投資家は総裁の次の一手についてのヒントを待望している。

  総裁は21日の英BBCラジオ4の番組で、現在の制度的枠組みを考えると、現段階で「ヘリコプターマネーは必要性も可能性もない」と語った。インタビューは6月17日に収録されたものだとBBCが明らかにした。

  総裁はまた、「現時点で日銀には量的緩和、質的緩和、マイナス金利で3つの選択肢がある」とも述べ、これらを必要に応じて拡大することが可能であり、一段の金融緩和を実施することに対する重大な制限はないと語った。

黒田総裁

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  日銀は番組放送後、インタビュー収録の時期についてコメントを控えたが、BBCの広報担当者がその後に明らかにした。

  黒田総裁の発言を受けて円は大幅に上昇した。

  総裁は6月の記者会見で、ヘリコプターマネーは現行の法制度の下では実施できないと述べ、日銀が財政ファイナンスに踏み込む考えはないことを示していた。

原題:Kuroda Said in Comments in June No Need for Helicopter Money (2)(抜粋)

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