著名個人投資家の竹田和平氏が老衰で死去、愛知菓子メーカー会長

更新日時

かつては多くの上場企業の大株主に名を連ね、日本株市場で著名な個人投資家として知られていた竹田和平氏が21日、老衰のため名古屋市内の自宅で死去した。83歳だった。

  竹田本社(旧竹田製菓)の広報担当、真田英里氏がブルームバーグ・ニュースの電話取材で明らかにした。竹田氏は、愛知県の菓子メーカーで、焼き菓子の1つである「タマゴボーロ」を製造する竹田製菓の会長を務めた。7月1日に竹田本社と竹田製菓は合併している。

  竹田氏は2014年8月のブルームバーグ・ニュースのインタビューで、一時は130社以上で10位以内の大株主だったことを明らかにした上で、14年当時の保有銘柄数は20社程度、年齢的に小型株の運用が難しくなったことなどで、数銘柄の大型株に投資先を絞るとしていた。インタビュー当時、独立系エレクトロニクス商社のエクセルや日邦産業、自動車関連機器部品のプラスチック成形を手掛けるムトー精工などの大株主上位に竹田氏個人が名を連ねていたが、日邦産やムトー精では直近で竹田本社に名義が変更されている。

  みずほ投信投資顧問の岩本誠一郎シニアファンドマネジャーは、「日本の株式投資家で竹田氏のことを知らない人はいない」と話した。

(死因など情報詳細を追記します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE