米テスラCEO:EVトラックやバス生産へ-マスタープラン公表

  • 太陽光発電・蓄電システムを開発、ライドシェア事業も計画
  • ソーラーシティーとの統合が必要な理由を説明

米電気自動車(EV)メーカー、テスラモーターズのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は20日、「マスタープラン」の概要を明らかにした。同プランが示す長期ビジョンには太陽光発電と蓄電の統合システムや、貨物輸送トラックとバスの製造などが盛り込まれている。同CEOはライドシェア事業も計画している。

  マスク氏は同社ウェブサイトでのマスタープラン公表を通じて、テスラとソーラーシティーの統合が必要な理由を説明。個人・公共輸送のほか、貨物輸送にも対応する多様なモデル向けの発電・充電で、屋上太陽光パネル設置を手掛けるソーラーシティーの技術力を活用することを望んでいる。

  マスク氏はカリフォルニア時間20日午後6時(日本時間21日午前10時)前後に投稿したブログで、「他に必要な2種類のEV車がある。大型トラックと旅客密度が高い都市交通だ」と述べ、「双方とも開発の初期段階で、来年公表に向け準備が整うはずだ」と説明した。

  アナリストはテスラの新モデル開発が可能かどうか疑念を表明。オートトレーダー・ドット・コムのアナリスト、ミシェル・クレブス氏は「これまでもよく見られたように、マスク氏は具体的な日程や内容を明らかにせず、テスラが黒字化する方法や時期にも言及せずに、壮大な将来計画を説明した」とした上で、「テスラの最新マスタープランにはEV製品ラインを全ての主要セグメントに広げることなどが含まれるが、実際は同社の製品ラインの数は現在、そして今後数年間も限定的であり、生産目標に達していない」と指摘した。

原題:Tesla’s Musk Calls for Building Semi Truck in New ‘Master Plan’(抜粋)

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