米アップルの売上高、大中華圏で減少-百度の地図検索データ分析

  • 中国の百度がマッピング検索データを基に算出する指数を開発
  • より細かいデータの販売が来月始まり、毎月初めに公表する

中国のインターネット検索エンジン最大手、百度(バイドゥ)は、中国の経済と消費の状況を反映する指数を公表した。マッピング検索データを基に算出された指数では、中国で失業が増え、米アップルの販売が落ち込んでいることが示された。百度は中国のオインライン検索の70-80%を扱っており、同社のマッピングサービス利用者は7億人に上る。

  百度によると、今月から公表されるのは雇用と消費の指数で、いずれも2014年との比較で低下を示している。上級データサイエンティストの呉海山氏は、より細かいデータの販売は来月開始を予定し、特定の都市や業界、アップルなどのブランドのパフォーマンスを追跡することが可能になると説明した。これらの指数は月初に発表される。

  北京に本社を置く百度はデモンストレーション用のリポートで、中国本土の特定のアップルストアの場所を検索した利用者数と、台湾と香港を含めた大中華圏におけるアップルの売上高を比較。検索が15.4%増えた15年10-12月に売上高が14%増加したのに対し、検索が24.5%減った今年1-3月は大中華圏の売上高が26%落ち込んだという。

  百度は「最新データの分析に基づけば、アップルの16年4-6月の売上高は前年同期比で20%程度減少したもようだ」と指摘。26日に四半期決算発表が予定されるアップルは、コメントを控えている。同社にとって大中華圏は最大の海外市場。

原題:Baidu Releases Indexes Spanning Labor to Apple Sales (Correct)(抜粋)

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