ビジウムは最後のファンドも売却せず清算へ-シタデルに17人移籍か

  • ビジウムはアライアンスへのファンド売却で暫定合意していた
  • ビジウムはインサイダー疑惑を受けて4つのファンドの清算を発表

ジェーコブ・ゴットリーブ氏が創業したヘッジファンド運営会社ビジウム・アセット・マネジメントは、マルチセクターヘッジファンドの「ビジウム・グローバル・ファンド」をアライアンス・バーンスタイン・ホールディングに売却することで暫定合意していたが、一転してファンドを清算する計画であることを投資家に書簡で伝えた。

  ニューヨークに拠点を置くビジウムは、3人の元トレーダーが証券詐欺で刑事責任を問われる事態を受けて、4つのファンドを清算すると発表。残るファンドは、ビジウム・グローバル(5月末時点の運用資産額は23億ドル=約2470億円)だけとなっていた。

ビジウム創業者のゴットリーブ氏

Photographer: Jacob Kepler/Bloomberg *** Local Caption *** Jacob Gottlieb

  事情に詳しい関係者1人によれば、ケネス・グリフィン氏が率いるヘッジファンド運営会社シタデルが、ビジウムの資金運用担当者17人を採用したが、ビジウム・グローバルから移籍する人材がその大半を占めるという。

  シタデルとビジウムの担当者は、コメントを控えている。アライアンス・バーンスタインの広報担当ジョナサン・フリードマン氏もビジウムとの合意をめぐる状況についてコメントしないとしている。

原題:Visium Winds Down Global Fund as Citadel Hires 17 Managers (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE