米アップル、初のインド直営店開設に印内閣が道開く見込み-関係者

  • 内閣は現地調達の義務付けで3年間の猶予を承認する見込み
  • アップルは世界で最も成長が著しいスマホ市場を開拓する考え

何度も先送りされてきた米アップルのインド直営店開設に、同国のモディ首相が道を開きつつある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  メディア対応時の規則を理由に匿名で語った同関係者によると、モディ内閣は「最先端技術」を備えた海外の単一ブランド小売企業を対象に現地調達義務の3年間猶予を承認する見込み。また、この基準をアップルなどが満たしやすくする措置も認めるという。

  こうした動きはモディ政権の方針が固まった状況を物語る。アップルによるインドでの直営店開設をめぐっては、方針がここ数カ月定まっていなかった。インドは昨年、最先端技術を持つ企業を対象に3割の現地調達比率を義務付ける措置を免除すると表明したが、今年6月に商工省が免除期間を3年間に限定しようとする動きを見せたり、財務省が「最先端技術」の定義に疑問を呈するなどしていた。

  アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は5月にインドを初訪問。同国のスマホ市場は世界で最も成長が著しく、他の国・地域で販売が鈍化する中で開拓先となる。

  インドの新規則は中国のスマホメーカーである小米やインターネットビデオ企業の楽視網信息技術にも影響しそうだ。両社も現地調達義務の緩和を求めている。

原題:India Said to Clear Path for Apple to Open First Retail Store(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE