欧州株:4週ぶり高値、決算好感でSAPとVWが高い-独株も好調

20日の欧州株式相場は上昇し、指標のストックス欧州600指数は4週間ぶりの高値を付けた。企業決算が好感され、テクロノジー銘柄と自動車株が買われた。

  ドイツの企業向けソフトウエア会社SAPは5.7%上昇。同社の第2四半期業績がアナリスト予想を上回ったことが手掛かりとなった。オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは3%値上がり。第2四半期の売上高は予想以上だった。ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)の優先株は6%高。1-6月の利益が予想を上回ったことを明らかにした。一方、英アングロ・アメリカンが4.8%下げるなど、鉱業株が総じて安い。同社は銅生産目標を引き下げた。

  ストックス600指数は前日比1%高の340.81で終了。この日の出来高は30日平均を34%下回った。

  バンクハウス・ランプ(デュッセルドルフ)のストラテジスト、ラルフ・ツィマーマン氏は、「SAPなど予想を上回る出来事が幾つかあり、相場上昇を後押しした」と述べた上で、「だが概して決算シーズンは相場上昇を維持させるほどの十分な力強さはないと思われる。期待が余りにも高く、長期的な成長見通しの下方修正が続くだろう」と語った。

  西欧市場の主要株価指数の中で、ドイツのDAX指数の上昇率が首位で、1.6%上げた。ストックス600指数の構成銘柄と比較したDAX指数ののバリュエーションは過去最低に近いことから、投資家らはドイツ株を再び購入している。

原題:European Stocks Climb to Four-Week High as SAP, Volkswagen Jump(抜粋)

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