モルガンS:4-6月利益予想上回る-債券トレーディング収入増加

更新日時
  • 純利益は前年同期比5%減
  • 収入に対する報酬の比率は45.1%

モルガン・スタンレーの4-6月(第2四半期)決算は、利益がアナリスト予想を上回った。債券トレーディングの収入が予想に反して増えたほか、収入に対する報酬の比率が予想以上に低下した。

  20日の同社発表によると、純利益は15億8000万ドル(約1680億円、1株当たり75セント)と前年同期の16億7000万ドル(同79セント)から5%減少した。ブルームバーグがまとめたアナリスト21人の予想平均は1株利益60セントだった。

  ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)はコスト削減と、トレーディングおよびウェルスマネジメント事業の利益率向上に取り組んでいる。苦戦が続く債券トレーディング部門については昨年に縮小した。今年1月には10億ドルの経費削減目標を打ち出した。第2四半期の報酬費用の収入に対する割合は45.1%となり、オッペンハイマーのアナリスト、クリス・コタウスキ氏の予想(47%)以上に圧縮が進んだ。

モルガン・スタンレー本社(ニューヨーク)

Photographer: Eric Thayer/Bloomberg

  収入は6.8%減の89億1000万ドルとアナリスト19人の予想平均の83億1000万ドルを上回った。報酬費用は8.9%減の40億2000万ドル。

  債券トレーディング収入は2.4%増の13億ドル、アナリスト予想は10億1000万ドル。株式トレーディング収入は5.5%減の21億5000万ドル、予想は21億1000万ドルだった。

  株主資本利益率(ROE)は8.3%。同社は2017年末までに9-11%とする目標を掲げている。

  ウェルスマネジメント事業の収入は1.7%減の38億1000万ドル。バークレイズのジェーソン・ゴールドバーグ氏の予想の37億ドルを超えた。

原題:Morgan Stanley Profit Beats Estimates as Bond Trading Gains(抜粋)
Morgan Stanley Profit Beats Estimates as Bond Trading Gains (2)

(収入に対する報酬の比率などを追加します.)
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