アジア・太平洋株式サマリー:香港、インド株が上昇-上海総合は続落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  香港と中国本土市場に重複上場する銘柄の両市場でのバリュエーション(株価評価)格差は20日、昨年10月以来の小ささとなった。本土上場株よりも割安な香港上場株が投資家を引きつけた。

  ハンセン中国AHプレミアム指数は0.7%低下。香港上場株が上海・深圳上場株よりも22%割安であることが示唆された。香港市場で中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数が上昇した一方で、本土市場で上海総合指数は3日続落。華能国際電力は香港市場(902 HK)で約2カ月ぶり大幅高となったが、本土市場(600011 CH)では下落した。

  君康人寿保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は「H株のバリュエーションは本土株よりずっと割安であり、中国経済の先行きをめぐる多くの悲観的な見方を織り込んでいる」と指摘。「香港株はまた、過去最高値近辺で推移する米国株により密接に連動している」と述べた。

  香港市場ではH株指数が前日比0.4%高の9023.11で終了。ハンセン指数は1%上げ、強気相場入りに近づいた。本土市場で上海総合指数は0.3%安で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  20日のインド株式相場は上昇し、指標のS&P・BSEセンセックスは続伸となった。海外勢によるインド株の買いが膨らむ中、少なくとも4構成銘柄が上場来高値を記録した。

  世界最大の石炭会社であるコール・インディアが構成銘柄の中で上昇率首位。決算発表を21日に控えたHDFC銀行は上昇来高値を付けた。指数構成銘柄の送電会社パワー・グリッド、二輪車メーカーのヒーロー・モトコープ、バジャジ・オート、構成銘柄でないもののインド石油会社(IOC)、ヒンドゥスタン・ペトロリアム、バーラト・ペトロリアムもそれぞれ最高値を更新した。

  センセックスは前日比0.5%高で終了。海外勢によるインド株式売買動向は月初来で8億4700万ドルの買い越しで、月間ベースでは4カ月連続の買い越しとなる勢い。過去2年干ばつだったインドの降雨量が増えたことや企業業績に回復の兆しが見られることを背景に、指数は2月安値から22%上昇している。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.7%高の5488.72。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.1%安の2015.46。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  台湾の加権指数は前日比0.3%安の9007.68。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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