SAP:4-6月利益と売上高、予想上回る-政治混乱でも契約増

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  • EU離脱を決めた英国民投票の影響は受けなかったとCEO
  • 今年のクラウドとソフトウエアの収入は6-8%増の見込み

ドイツの企業向けソフトウエア会社SAPが20日発表した4-6月(第2四半期)決算では、営業利益と売上高がアナリストの予想を上回った。欧州での政治的混乱にもかかわらず契約が増加した。

  SAPの発表資料によれば、第2四半期の営業利益は15億2000万ユーロ(約1770億円)と、ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均の14億5000万ユーロを上回った。売上高は52億4000万ユーロ。市場予想の平均は52億2000万ユーロだった。

  ビル・マクダーモット最高経営責任者(CEO)は記者団に対し、「懸念の広がりにもかかわらず、欧州連合(EU)離脱を決めた英国民投票の影響は受けなかった」と述べ、昨年の人員削減に伴う経費節減が最終利益を下支えしたと説明。「第1四半期に締結できなかった契約がまとまり、第2四半期は素晴らしい結果になった」と振り返った。

  同社は2016年通期については、調整後利払い・税引き前利益(EBIT)が為替変動の影響を除いたベースで64億-67億ユーロになるとの見通しを堅持した。今年のクラウドとソフトウエアの収入は昨年の172億3000万ユーロから6ー8%増加すると予想している。

原題:SAP Profit Tops Estimates as Clients Move to New Software Suite(抜粋)

(3段落目以降にCEOのコメントと16年見通しを追加して更新します.)
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