ビジウムがNYで33人削減と関係者-インサイダー疑惑でファンド清算

  • 人員整理は10月にも開始される予定
  • ビジウムは旗艦ファンドを含むヘッジファンドを清算すると先月発表

ジェーコブ・ゴットリーブ氏が創業したヘッジファンド運営会社ビジウム・アセット・マネジメントは、ニューヨークで33人を削減する計画だ。同社は3人の元社員が刑事責任を問われたことを受けて、ヘッジファンドの清算を決定した。

  ビジウムがニューヨーク州労働局に19日に通知したところでは、人員整理は10月にも実施する。事情に詳しい関係者の1人によれば、110人を雇用する同社は、解雇の対象となる社員への通告を始めた。

  ビジウムの外部広報を担当するジョナサン・ガスサルター氏は、コメントを控えている。

ゴットリーブ氏

Photographer: Jacob Kepler/Bloomberg

  ゴットリーブ氏は、ビジウムの優秀な運用担当者の1人と2人の元社員が証券詐欺で刑事責任を問われる事態を受けて、旗艦ファンドである「バランスト・ファンド」を含むヘッジファンドを清算すると先月発表。同社はこれに先立ち、マルチセクターヘッジファンドの「ビジウム・グローバル」をアライアンス・バーンスタイン・ホールディングに売却することで合意していた。

  ビジウムのパートナーで、資金運用に携わっていたサンジェイ・バルバニ容疑者がインサイダー取引に関与した疑いで逮捕されたという発表があった2日後にヘッジファンドの清算が公表された。同容疑者が違法な非公開情報を使って製薬会社の株取引を行い、3200万ドル(約34億円)余りを稼いだと検察は主張。同容疑者は潔白を主張していたが、その後自宅で死亡しているのが見つかった。自殺を図ったとみられる。

原題:Visium Asset Management to Fire 33 People as Funds Shutter (1)(抜粋)

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