ブラジル株:ボベスパ、2010年以降で最長の連続上昇-景気回復期待

  • 政権の経済チームは2週間のうちに刺激策提示と関係者
  • 食品会社のJBSが消費関連銘柄の上げをけん引

19日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は2010年以降で最長の連続上昇となった。投資家はテメル大統領代行と経済チームがブラジル経済の立て直しにどれほどの成功を収めるのかを見極めようとしている。

  食品会社のJBSが上昇率トップで、ブラジル銀行の上昇が同指数の上げに最も寄与した。保険会社のクアリコープは3営業日続伸。プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社が同社を買収する計画だとの報道が手掛かり。一方、商品価格下落で鉄鉱石生産のヴァーレは安い。

  ボベスパ指数は前日比0.4%高の56698.06と、この日の高値で取引を終了。一時は0.4%安となる場面もあったが、資源生産会社の下落を消費関連銘柄の上昇が埋め合わせた。政府関係者によると、経済チームは2週間のうちにテメル大統領代行に景気刺激策を提示する見通しだという。クアリコープは2.6%、ブラジル銀行は4.9%それぞれ値上がり。ヴァーレは2.8%下落した。

  証券会社ギジ・インベスチメントス(サンパウロ)のエコノミスト、イグナシオ・クレスポ氏は「ボベスパ指数の見通しは若干良いようだ。一直線に上昇はしないだろうが、市場がテメル政権の措置を引き続き歓迎すれば一段高の余地はあるだろう」と述べた。

原題:Ibovespa Posts Longest Rally in Six Years Amid Recovery Bets(抜粋)

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