マイクロソフト:4-6月売上高と利益は予想上回る-クラウド好調

更新日時
  • 法人向けクラウドプラットフォーム「Azure」の収入は倍増
  • 1株利益は一部項目を除いたベースで69セント-株価は時間外で上昇

マイクロソフトが19日発表した4-6月(第4四半期)決算では、利益と売上高がアナリスト予想を上回った。法人向けのインターネットベースのソフトウエアやサービスへの積極的進出が寄与した。

キーポイント

  • 4-6月期売上高は一部調整を含めたベースで226億ドル(約2兆4000億円)と、ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均の221億ドルを上回った。
  • 法人向けクラウドプラットフォーム「Azure(アジュール)」の収入は4-6月期に倍増。
  • マイクロソフトの19日の発表資料によると、1株利益は一部項目を除いたベースで69セント。アナリスト予想平均は58セント。
  • マイクロソフトはノキアから買収した電話事業の再編と人員削減に関連して4-6月期に計11億1000万ドルの費用を計上。
  • 株価は時間外取引で一時4.4%上昇。ニューヨーク市場の通常取引終値は53.09ドル。

    クラウドへの移行を進めるナデラCEO

    Photographer: Graham Crouch/Bloomberg *** Local Caption *** Satya Nadella

全体像

  サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、従来型のソフトウエア販売が縮小する中、マイクロソフトの事業をクラウドと生産性サービスを軸に再構築して成長を促進している。コマーシャル・クラウド製品の売上高は4-6月期に年換算で121億ドル超で、同社はこれを2018会計年度までに200億ドルに増やすことを目標に掲げている。同社は企業による単発のソフト購入が鈍化しているため、継続的なクラウド契約への移行に期待している。

CFOインタビュー

  • マイクロソフトのエイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は電話インタビューで、ビジネスがクラウドやサブスクリプションベースのソフト・サービスに移行する傾向が引き続き見られると指摘。
  • 「クラウドに向かう構造的なトレンドとシフトが存在する」と述べ、従来型製品では「前四半期比で多少変動が見られた」と分析。
  • 「PC市場は3カ月前に予想したよりも多少良かった。特に先進国市場でこうした状況が見られた」とコメントした。

詳細

  • クラウドベースの生産性ソフト「オフィス365」の法人向け製品の売上高は54%増加。
  • 純利益はノキア関連の費用を含めたベースで31億2000万ドル(1株当たり39セント)。前年同期は32億ドルの赤字だった。

原題:Microsoft Sales, Profit Top Estimates on Cloud Revenue Jump (2)(抜粋)

(CFOのコメントを追加して更新します.)
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