NY原油(19日):続落、2カ月ぶり安値-ドル高と潤沢な在庫見通し

19日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続落し、約2カ月ぶり安値。ドルの堅調を嫌気した。20日に米エネルギー情報局(EIA)が発表する週間統計では、原油の潤沢な在庫水準が示される見通し。ゴールドマン・サックス・グループは米原油生産がこれまでの想定以上に減少するとの見方を示し、原油相場は一時1%上昇する場面もあった。

  みずほセキュリティーズUSA(ニューヨーク)の先物部門ディレクター、ボブ・ヨーガー氏は「相場が上昇した背景にはゴールドマンの米生産減少見通しと、英国の欧州連合(EU)離脱決定で北海原油施設の稼働停止が加速するとした別のリポートがあった」と説明。「その後すぐに、ドルの堅調を嫌気して原油は下げに転じた。原油がドルと同じ方向に動くのは、この数週間は特に難しくなっている」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は59セント(1.30%)安い1バレル=44.65ドルで終了。終値ベースで5月9日以来の安値。8月限は20日に最終取引を迎える。ロンドンICEのブレント9月限は30セント(0.6%)下げて46.66ドル。

原題:Oil Falls to Two-Month Low Amid Dollar Strength, Ample Supply(抜粋)

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