欧州株:3週ぶり高値から反落-薄商いの中、鉱業株とアクゾが安い

19日の欧州株式相場は下落。決算シーズンが本格化する中、指標のストックス欧州600指数は前日付けた3週間ぶり高値から反落した。鉱業株の下げが目立った。

  英豪系リオ・ティントは3.5%安。4-6月期の鉄鉱石生産が予想を下回る伸びとなった。指数構成銘柄のうち決算をこの日発表した18社では、オランダの塗料メーカー、アクゾノーブルが4.3%値下がり。売上高がアナリスト予想に届かなかったことが嫌気された。

  ストックス600指数は前日比0.4%安の337.32で終了。一時は1%下げた。欧州中央銀行(ECB)の定例政策委員会を21日に控え、この日の出来高は30日平均を33%下回った。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査ではECBは金利を据え置くとみられているものの、英国の欧州連合(EU)離脱選択を受けて追加金融緩和の兆しが現れるか、ドラギ総裁の発言を見極めようとする動きが広がった。

  EFGアセット・マネジメントの調査責任者、ダニエル・マリー氏(ロンドン在勤)は「ECB会合が市場が今週注目する大きな出来事だ。金利は据え置きだろうが、政策発表後のドラギ総裁の発言内容に投資家らは注目している」と発言。「決算シーズンはまだ始まったばかりだ。これまでは極めて平凡な内容で、市場があまり反応していないのは恐らくそのためだろう」と語った。

原題:Europe Stocks Drop in Thin Trading as Miners, Akzo Nobel Decline(抜粋)

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