トランプ夫人の演説はオバマ夫人スピーチに酷似-夫支援が逆噴射

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米共和党の大統領候補指名獲得が確実なドナルド・トランプ氏は18日、同党全国大会初日の最後にメラニア夫人を紹介した。トランプ氏の候補指名を阻止したい陣営による妨害の試みで党内の亀裂が露呈した状況を繕うことを図ったが、夫人のスピーチがオバマ大統領のミシェル夫人が2008年に行ったスピーチに酷似していることが分かり、事態はさらに悪くなった。

  表舞台に出ることの少ないメラニア夫人は18日、厚かましい人物という公のイメージが根付いているトランプ氏が親しい間柄で見せる姿を描いて見せようとした。しかし、メラニア夫人の言葉の多くが08年のミシェル夫人と同じであることが分かり、トランプ氏と共和党にとって頭痛の種となった。

  トランプ陣営はダメージコントロールに努め、キャンペーン委員長のポール・メナフォート氏は19日CNNに、メラニア夫人は「普遍的な言葉を使い価値観を語っただけ」と説明した。共和党全国委員会のプリーバス委員長は19日、メラニア夫人の責任ではないとして、スピーチライターの責任であれば「恐らく」解雇すると述べた。

  メラニア夫人は18日、「幼い頃から私の両親は、人生で自分が求めるもののために努力することや言葉は自分を縛るものだいう価値観を植え付けてきた」と語った。

  ミシェル夫人は08年に「バラックと私は数多くの共通の価値観の下で育てられた。人生で自分が求めるもののために努力することや言葉は自分を縛るものだということだ」と語っていた。

原題:Melania Trump Speech Controversy Hangs Over Republican Convention(抜粋)

(第3段落に加筆します.)
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