ゴールドマン:債券トレーディングが利益押し上げ-経費削減は期待以下

更新日時
  • 債券トレーディング収入は33%増、株式は11%減
  • 報酬費用は13%減の33億ドル

ゴールドマン・サックス・グループの4-6月(第2四半期)決算は、前年同期比で74%の増益となった。債券トレーディングと債券引き受けの収入がアナリスト予想を上回った。ただ、経費は市場の期待ほどには低下しなかった。

  19日の同社発表によると、純利益は18億2000万ドル(約1930億円、1株当たり3.72ドル)と、前年同期の10億5000万ドル(同1.98ドル)から増えた。前年同期は法・規制に関連して14億5000万ドルの引当金を計上していた。ブルームバーグがまとめたアナリスト18人の1株利益予想は3.05ドルだった。

  ロイド・ブランクファイン最高経営責任者は業界全体の収入低迷を乗り切るためコスト削減に取り組み、今年に入りニューヨーク州で証券部門のトレーダーやセールス担当者など400人余りが削減され従業員数は全体で2000人減った。債券トレーディング収入はアナリスト予想を上回ったものの、その幅は同業他社に比べると小さかった。

ブルームバーグテレビに出演するブランクファイン氏

Photographer: Chris Goodney/Bloomberg

  取締役会は四半期配当を1株当たり65セントで据え置いた。9月1日時点での株主に対し同月29日に支払われる。ブルームバーグの配当予想では70セントへの引き上げが見込まれていた。

  純収入は13%減の79億3000万ドル。アナリスト予想の75億5000万ドルを上回った。費用は26%減の54億7000万ドルで、アナリスト予想より小幅な減少にとどまった。報酬費用は13%減の33億ドル。

  債券トレーディング収入は33%増の19億3000万ドルと、アナリスト予想の18億ドルを超えた。株式トレーディング収入は11%減の17億5000万ドルでアナリスト予想に届かなかった。前年同期の会計調整を除いて比較した。

  投資銀行業務からの収入は11%減の17億9000万ドルだった。

原題:Goldman Bond-Trading Gains Boost Profit; Cost Cuts Fall Short(抜粋)

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