三井住友銀への割当増資は不当とエリオット-香港で東亜銀を提訴

資産家のポール・シンガー氏率いる米ヘッジファンド、エリオット・マネジメントは、香港の東亜銀行に対し株主としての圧力を強めている。エリオットは18日、少数株主が保有する株式の希薄化につながった新株発行で東亜銀が不適切に行動したとして、香港の裁判所に提訴したと発表した。

  物言う投資家、いわゆるアクティビストとして知られるエリオットは訴状で、東亜銀の李国宝会長(77)を含めた取締役らによる「不公平かつ不利益な行動」と「コーポレートガバナンス(企業統治)の深刻な不手際」を主張している。

東亜銀の李会長

Photogrpaher: Xaume Olleros/Bloomberg

  東亜銀は昨年3月、三井住友銀行への割当増資を完了。エリオットは三井住友銀を筆頭株主とするこの増資に関連する取締役会決議が「不適切な目的」のために認められたなどとする主張を認定するよう裁判所に求めている。

  エリオットはこれまで東亜銀に対し身売りの検討などを促してきている。

原題:Elliott Ramps Up Pressure on Bank of East Asia in Lawsuit (2)(抜粋)

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