ノバルティス:4-6月は3%減益-後発薬と競争で抗がん剤落ち込む

スイスの医薬品メーカー、ノバルティスの4ー6月(第2四半期)は決算は3%減益となった。抗がん剤「グリベック」の売上高減少に見舞われているほか、心不全治療薬「エントレスト」や皮膚治療薬「コセンティクス」といった新製品への投資が響いた。

  ノバルティスの19日の発表資料によると、一部項目を除いた1株利益は1.23ドル。ブルームバーグの集計データによれば、アナリストの予想は1.19ドルだった。売上高は2%減の125億ドル(約1兆3250億円)。アナリスト予想平均は122億ドルだった。

  ノバルティスは主力商品であるグリベックが米国でジェネリック(後発医薬品)との競争に直面し、アイケア部門アルコンが低迷する中で、エントレストやコセンティクスへの依存を強めている。

  ノバルティスは2016年の売上高と利益は為替変動の影響を除いたベースでほぼ前年並みとの見通しを維持した。その一方で、エントレスト投入をめぐる支出増やグリベックの売上高減少を受け、1桁台前半の減益となる可能性もあるとの見方を示した。

原題:Novartis Profit Falls as Competition Hurts Cancer Drug Sales (1)(抜粋)

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