LMEニッケル:9カ月ぶり高値-フィリピンがベロン鉱山の操業停止

18日のロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場は約9カ月ぶりの高値に上昇。中国へのニッケル鉱石の最大供給国であるフィリピンでの供給混乱が影響した。

  フィリピンはベロン・ニッケル鉱山の操業を停止したと、環境天然資源省が明らかにした。政府は環境・福利基準を満たしていない鉱山を閉鎖している。フィリピン政府は鉱業業界の全面的見直しに着手するもようで、世界のニッケル供給の約15%が危機にひんしていると、モルガン・スタンレーが先週のリポートで指摘した。

  LMEのニッケル相場(3カ月物)は前週末比2.6%高の1トン=1万545ドルで終了。終値ベースで昨年10月28日以来の高値となった。LMEでは亜鉛と銅も上昇。アルミニウムと鉛、スズは値下がりした。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物9月限は0.2%高の1ポンド=2.237ドル。

原題:Nickel Climbs as Philippines Suspends Berong Mining Operations(抜粋)

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