米ネットフリックス、4-6月契約者数が予想に届かず-値上げ響く

  • 契約者は料金変更に対し予想以上に敏感であることが示された
  • 7-9月期はリオデジャネイロ五輪で視聴者が奪われる公算も

ネット映像配信ネットワーク、米ネットフリックスの4-6月(第2四半期)の契約者数は168万人の純増と、自社の予想を下回った。一部の既存顧客を対象とした値上げで解約が増えた。

  同社がウェブサイト上で18日発表した資料によると、海外契約者数の伸びは152万人。4月時点の予想である200万人に届かなかった。米国内契約者数は16万人の純増。同社は約50万人の伸びを予想していた。この結果、全体の契約者数は8320万人となった。

  ネットフリックスの売上高と利益は増加したが、投資家は契約者数の伸び、特に高成長を遂げている海外市場の契約者数に注目している。リード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)率いる同社は新規顧客の料金を月額1ドルないし2ドル引き上げたが、既存顧客については一斉に反発を招くのを避けるため徐々に値上げしている。ネットフリックスは利用をやめる顧客が増えたため解約率が高めだったと説明。同社の7-9月(第3四半期)の見通しは料金引き上げの影響や夏季五輪に伴う視聴者争奪戦を考慮している。

ネットフリックスの4-6月契約者数は予想下回る

Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

  同社によると、7-9月期の契約者数は230万人の純増になる見通し。国内は30万人、海外は200万人の増加を見込んでいる。4-6月期の契約者数の伸びは2013年4-6月以来の低水準だった。7-9月期の1株利益見通しは5セントと、前年同期の7セントを下回ると予測している。

  ネットフリックスの株価は時間外取引で一時17%安の81.84ドル。通常取引終値は98.81ドルだった。

  4-6月期の売上高は前年同期比28%増の21億1000万ドル(約2240億円)、1株利益は9セント(前年同期は6セント)となった。

原題:Netflix Misses Forecasts as Price Hike Rankles Some Viewers (1)(抜粋)

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