フィアット・クライスラーの売り上げ報告、米司法省とSECが調査

自動車メーカーのフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は18日、売上高の報告方法について米当局から調査を受けていることを明らかにした。

  FCAは発表文で、米国顧客への自動車販売の報告に関する米司法省と証券取引委員会(SEC)による調査に協力していると説明した。

  ブルームバーグ・ニュースは同社の発表に先立ち、検察当局が証券詐欺の疑いで刑事捜査に着手したと、事情に詳しい複数の関係者の話を引用して伝えていた。関係者2人によると、司法省の調査は初期段階だという。調査は部外秘だとして関係者は匿名を条件に話した。

  当局による調査は、FCAの販売実績に異議を唱える民事訴訟を受けたものだ。シカゴ地区のディーラーは1月、同社がディーラーに金銭を支払って実際よりも多く販売したと報告させ、米自動車販売を水増ししたと訴えていた。

  FCAは18日の発表文で、「通期と四半期の財務諸表でFCAが計上している収入はディーラーや顧客への出荷台数がベースであり、最終顧客への販売台数の報告を基にしてはいない」と説明した。

  司法省とSECの報道官はコメントを控えた。

原題:Fiat Chrysler Sales Reports Probed by Justice Department, SEC(抜粋)

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