ヘッジファンドに選択迫る投資家、成績上げるか手数料減額を-野村

  • 投資家はヘッジファンドに料金体系変革を迫る
  • 料金体系の多様化は続く見込み

成績がさえないにもかかわらず高い手数料を課すアジアのヘッジファンドから、投資家は資金を引き揚げ始めている。これが業界における経済的力学に変革を迫っていると、野村ホールディングスのプライムブローカー世界責任者、クリストファー・アントネリ氏が指摘した。

  同氏はインタビューで、「高リターンを上げないファンドに団体や投資家は2-20の料金を払いたくない」と述べた。管理手数料として預かり資産の2%、運用報酬として値上がり益の20%というヘッジファンド業界の料金モデルに言及した。「大口の投資家が変革を迫っており、資金引き揚げによる圧力は続く。変わらなければ顧客資金は入ってこない」と話した。

  変動の激しい市場環境を背景に多くのヘッジファンドがベンチマークを上回る成績を上げられず、投資家に背を向けられつつある。クレディ・スイス・グループの調査によれば、1-6月にはヘッジファンド投資家の84%が資金を引き揚げ、その主因は成績不振だった。

  「新規設定のヘッジファンドでは料金体系が多様になっており、この傾向は続くだろう」とアントネリ氏は述べた。
  

原題:Fee Pressure Looms for Underperforming Hedge Funds, Nomura Says(抜粋)

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