欧州債(18日):ドイツ国債が上昇-英EU離脱で利回り低下との見方

18日の欧州債市場ではドイツ国債が上昇。英国が欧州連合(EU)離脱を選択したことを受け、エコノミストらはドイツ10年債利回りの予想を引き下げ、年末までにゼロへと修正した。

  ブルームバーグがまとめたエコノミスト20人を対象にした調査の中央値によれば、ドイツ10年債利回りは年末時点でゼロとなる。5人はマイナスに落ち込むと予想。6月23日の国民投票前の予想中央値は0.5%だった。2017年末の予想は1%から0.5%に引き下げられるなど、6月の調査と比べ、全ての予想期間で中央値は少なくとも40ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。

  コメルツ銀行の債券ストラテジー責任者、クリストフ・リーガー氏(フランクフルト在勤)は「英国のEU離脱をめぐる不透明感を背景とした世界的な国債利回り押し下げは、いっそう顕著になりそうだ」とし、「米国を除く主要国・地域の中央銀行は緩和姿勢に入るだろう」と指摘した。

  ロンドン時間午後4時8分現在、欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは前週末比3bp低下のマイナス0.023%。同国債(ゼロクーポン、2026年8月償還)価格は0.295上げ100.235。先週は週間ベースで利回りが20bp上昇し、年初来最大の上げとなっていた。

原題:Economists Cut German Yield Forecasts After U.K.’s Brexit Vote(抜粋)

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