中国人民元:対ドルで下落、本土市場で約5年ぶりの6.7元台に

中国人民元は18日、ドルに対し下落し5年余りで初めて1ドル=6.7元台となった。不動産価格が冷え込み、ドルが反発する中、当局が元安を誘導するとの懸念が強まった。

  HFフィナンシャル(香港)によれば、中国人民銀行(中央銀行)は口先介入を行う可能性があるものの、ドルが一段高となる見通しのため人民元はさらに下げる余地がある。国家統計局がこの日発表した6月の新築住宅価格で、前月比で上昇した都市の数が前月から減少した。15日発表された4―6月期の国内総生産(GDP)が予想を上回る伸びとなったことで楽観が高まっていたが、この日の指標はこうした楽観に冷や水を浴びせた。

  上海市場の人民元は現地時間午後5時34分(日本時間同6時34分)現在、前週末比0.2%安の1ドル=6.7014元。これは2010年9月以来の安値。香港市場で取引されているオフショア人民元はほぼ変わらずの6.7112元。

原題:Yuan Weakens Past 6.7 Versus Dollar for First Time in Five Years(抜粋)

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