アジア・太平洋株式サマリー:中国、インド株が下落-香港は上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  18日の中国株式市場は下落。エネルギー株と工業株を中心に売られ、上海総合指数は8日以来の大幅な下げとなった。同指数は週間ベースで先週まで3週連続の上昇を記録していた。

  上海総合指数は前営業日比0.4%安で終了。石炭生産のエン州煤業(600188 CH)は4営業日続落となった。不動産開発の万科企業(000002 CH)は深圳市場で昨年12月1日以来の安値を付けた。国家統計局がこの日発表した6月の新築住宅価格で、値上がりペースの鈍化が示されたことで不動産開発株が売られた。

  華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「最近の相場回復の後を受けて、市場はこの水準で値固めする必要がある」と指摘。「先週のデータは経済が基本的に安定している様子を示した。今は変動パターンに入っており、株価急落のリスクはない」と分析した。

  香港市場のハンセン中国企業株(H株)指数は0.5%高、ハンセン指数は0.7%高でそれぞれ終了した。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  18日のインド株式相場は反落。指標のS&P・BSEセンセックスは15日に11カ月ぶり高値を付けていた。電気通信会社による値下げや、インド最大の消費財メーカー、ヒンドゥスタン・ユニリーバの四半期業績が予想を下回ったことが嫌気された。

  携帯電話サービスを手掛けるブハルティ・エアテルとアイデア・セルラーが安い。ムケシュ・アンバニ氏率いるリライアンス・ジオ・インフォコムの営業開始を控え、両社はデータ料金を引き下げた。世界最大の製油所を所有するリライアンス・インダストリーズは一時2.7%上昇したものの反落して終了。ヒンドゥスタン・ユニリーバは5週間ぶり大幅安。4-6月期の売上高が予想に届かなかった。

  センセックスは前週末比0.3%安の27746.66で終了。一時は0.6%上昇する場面もあったが、下げに転じた。最近の相場上昇で構成銘柄の株価収益率(PER、予想収益ベース)がほぼ5年ぶりの水準近くまで高まった状況を企業業績が裏付けるかどうか見極めようとする動きが強まっている。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前週末比0.5%高の5458.47。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前週末比0.2%高の2021.11。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  台湾の加権指数は前日比0.7%高の9008.21。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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