英国の住宅市況、EU離脱選択後も底堅さ示す-ライトムーブ

英国の住宅市況は、国民投票で欧州連合(EU)離脱を選択した直後も比較的堅調だったと、英住宅不動産ウェブサイト、ライトムーブが指摘した。

  同社の18日発表によれば、7月の住宅売却希望価格は前月比0.9%安の30万5504ポンド(約4270万円)となった。下落率は過去6年の7月平均よりもやや大きい水準にとどまった。買い手の需要は総選挙の結果を受けて盛り上がった昨年を下回ったが、物件不足と低金利を背景に2014年と同じ程度だった。

  ライトムーブのディレクター、マイルズ・シップサイド氏は「信頼感の動揺は続いているものの、国民投票直後に見込まれた政治の空白は当初考えられたよりもはるかに早く対処されている様子だ」とし、「現状で新たな信用収縮は発生しておらず、銀行と住宅ローンへの影響は限定的だろう。住宅ローンの条件が魅力的で貸し手がその提供を継続する限り、住宅購入の根本的な需要が多大な不透明感に打ち勝つはずだ」と語った。

  例年7月は売り手が夏休みを前に「より保守的な」価格設定をすることから、希望売却価格は0.4%前後下落すると、ライトムーブは説明。ただ、今年前半に苦戦していたロンドンの一部地域などでは値下がりが続くだろうとの見方も示した。

原題:U.K. Property Market Proves Resilient in Face of Brexit Vote(抜粋)

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