ケリー国務長官:ギュレン師引き渡し、米国は正式要請を待つ状況

  • 米国がクーデターに関与したとの非難は無責任だとケリー国務長官
  • 米が引き渡し要請を認めるには確かな法的根拠が必要

ケリー米国務長官は、トルコ政府がクーデターの首謀者だと主張する米国在住のイスラム教指導者ギュレン師について、トルコからの正式な引き渡し要請を待っているところだと述べる一方、米国がクーデターに関与したとの主張については「無責任」だと退けた。

  ケリー国務長官は17日に放映されたCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で、「われわれは正式な引き渡し要請を受けていない」とした上で、この要請は公式な形で行われ、司法省に送られる必要があると発言。「証拠が示されなければならない。このような要請を認めるには、引き渡しの基準を満たす確かな法的根拠が求められる」と説明した。

  トルコのエルドアン大統領は、そうした正式な引き渡し要請が行われるだろうとイスタンブールで17日述べた。同大統領は16日、米国とトルコが真の戦略的パートナーであれば米国は必要なことを行うべきだと述べ、オバマ大統領にギュレン師を引き渡すよう訴えていた。

  トルコのソイル労働社会保障相は、米国がクーデターに関与したとの見方を先に示していた。

原題:Kerry Says U.S. Awaits ‘Formal Request’ for Gulen Extradition(抜粋)

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