欧州株(15日):下落、旅行関連銘柄安い-仏ニースでトラック突入テロ

更新日時

15日の欧州株式相場は小安い。フランス南部のニースで14日遅くにトラックが群衆に突っ込むテロが発生し、これが旅行関連銘柄への重しとなったものの、指標のストックス欧州600指数は下げ幅を縮小して引けた。

  ストックス600指数は前日比0.2%安の337.92で取引を終えた。一時は0.7%安となった。業種別指数の中で旅行・レジャー関連銘柄が最もきつい値下がり。イージージェットやトーマス・クック・グループ、アコーが安い。今週、ストックス600指数は3回値上がりし、週間ベースでは3.2%上昇した。

  企業業績も注目され、業績悪化を明らかにしたスイスの時計メーカー、スウォッチグループは7.8%下落。香港とフランス、スイスでの腕時計需要低迷で大幅減益となったもようだ。スイスの同業フィナンシエール・リシュモンも3.1%安と売りが波及した。

  ブランデンブルク中部貯蓄銀行の株式マネジャー、ミヒャエル・カプラー氏は電話で、「ニースで発生したテロは本当にひどい出来事だったが、市場の反応に関して言えば、こうしたショックはそれほど長続きしない」と発言。「過去数日の上昇で市場はやや一息ついた。現時点では、英国の欧州連合(EU)離脱選択の影響にどのように中央銀行が対応するかが再び注目されている。欧米の決算シーズンもそうだ」と語った。

原題:Europe Stocks Trim Weekly Advance as Travel Shares Lead Losses(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE