アジア・太平洋株式サマリー:香港、台湾株が上昇-インドは下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  15日の香港株式市場で中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数が上昇。週間ベースで4カ月ぶりの大きな上げとなった。中国の4-6月(第2四半期)の国内総生産(GDP)が予想を上回る伸びを示したことから買われた。

  H株指数は前日比0.4%高の9049.66で終了。今週は連日の値上がりで、週間の上昇率が6%に達した。電気自動車メーカーの比亜迪(BYD、1211 HK)は5カ月ぶり大幅高。韓国のサムスン電子がBYDへの出資で交渉中だと発表した。ハンセン指数は前日比0.5%高。前週末比では5.3%高と、2015年4月以来の大きな値上がり。

  本土市場の上海総合指数は前日比ほぼ変わらずで引けた。週間ベースでは2.2%高と、3週続伸。

  建銀国際証券の調査部門共同責任者、蘇国堅氏(香港在勤)は「世界の流動性は潤沢で、経済データも改善しつつあり、市場は株式についてより前向きになってきている」としながらも、「最近の急速な値上がりを受け、一段高の場面では抵抗線にぶつかりつつある」との見方を示した。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  15日のインド株式相場は5営業日ぶりに下落。ソフトウエア輸出でインド2位のインフォシスが発表した四半期決算への失望売りが出た。

  インフォシスは2013年4月以来の大幅安。同社は通期売上高見通しを下方修正した。同業で国内最大手のタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は5カ月ぶり大幅下落。世界最大の石炭会社コール・インディアと、電力会社NTPCはいずれも今週2回目の下げとなった。

  センセックスは前日比0.4%安の27836.50で終了。週間ベースの上昇率は2.6%に縮小した。本格化した4-6月期の決算シーズンが注目されており、最近の相場上昇で構成銘柄の株価収益率(PER、予想収益ベース)がほぼ5年ぶりの水準近くまで高まった状況を企業業績が裏付けるか見極めようとする動きが強まっている。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.3%高の5429.57。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.4%高の2017.26。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  15日の台湾株式市場で指標の加権指数が上昇し、強気相場入りした。堅調な企業業績や配当利回りの高さが材料視され、世界の投資家の資金が台湾株に流れ込んだ。

  加権指数は前日比0.9%高で終了。昨年8月24日に付けた3年ぶり安値から20%を超える値上がりとなった。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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