米FCC、5G向け周波数帯域の開放を承認-通信速度10倍に向け前進

  • FCCは全会一致で承認-遠隔手術含むさまざまな用途に利用へ
  • ベライゾンやAT&Tなど4大携帯電話会社は5G技術試験を計画

米連邦通信委員会(FCC)は14日、第5世代(5G)の無線ブロードバンド(高速大容量)向けで、ほとんど使われていない周波数帯域を開放することを全会一致で承認した。モバイルの通信速度を10倍に引き上げるための大きな一歩となる。音楽や動画をスマートフォンに取り込む第4世代(4G)の通信サービスの後継として、遠隔手術や動画の超高速ダウンロード、工場でのロボット利用などさまざまな用途に利用される。

  4大携帯電話会社のAT&Tやベライゾン・コミュニケーションズ、スプリント、TモバイルUSなどが加盟する携帯電話の業界団体CTIA のメレディス・アトウェル・ベーカー委員長は今回の承認について「米国民にかなり普及できる相当な周波数帯域だ。米国が5Gで世界をリードできるように確保する最初の重要なステップだ」と述べた。

  4大携帯電話会社はいずれも、シスコシステムズやエリクソン、ノキア、クアルコム、サムスン電子などとの提携先と5G技術を試験する計画を発表している。

  FCCのトム・ウィーラー委員長は承認の是非をめぐる投票に先立ち、「米国の素晴らしい革新者を解放する」と述べていた。

原題:Your Phone Is Poised to Get 10 Times Faster as FCC Approves 5G(抜粋)

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