仏ニースでトラック突入テロ、祝日の群衆80人死亡-非常事態延長

更新日時
  • 全土がイスラムのテロの脅威にさらされている-オランド大統領
  • 非常事態宣言は3カ月延長される

フランス南部のニースで14日遅く、武器を積んだトラックが群衆に突っ込み80人が死亡したことを受け、同国は再びテロ警戒態勢に入った。この日はフランス革命記念日の祝日で、現場は多くの市民や観光客でにぎわっていた。

  数百人が負傷し、警察は現場の道路から離れるよう付近の人たちに命じた。地元当局者によれば、トラック運転手は警察に射殺された。

  急きょパリに戻ったオランド大統領は15日未明に会見し、この攻撃が「テロの性質を帯びている」ことは否定できないと言明。「2015年1月と11月のパリに続き、ニースが狙われた」とした上で、「フランス全土がイスラムのテロの脅威にさらされている。われわれは最大限の警戒と決意を示さなければならない」と語った。カズヌーブ内相は80人が死亡し、18人が重体だと述べた。

  オランド大統領は今月26日に失効する非常事態宣言を3カ月延長すると表明。フランス軍の予備役を招集した。またパリ検察でテロ対策を担当するフランソワ・モラン検事が捜査の責任者に任命された。同検事のスポークスマンが明らかにした。

  現場はプロムナードデザングレと呼ばれる地中海海岸沿いの主要通りで、高級ホテルのネグレスコの近く。

現場付近の地図

BLOOMBERG

  オランド大統領とバルス首相は15日、国防会議後に空路でニースに向かう予定。

原題:Truck Rams Crowd Killing 80 in Bastille Day Attack in Nice (4)(抜粋)

(オランド大統領のコメントなどを追加して更新します.)
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