欧州株:上昇、予想上回る決算を好感-金利据え置きで英国株は下落

14日の欧州株式相場はここ6営業日で5日目の値上がりとなった。企業決算が予想を上回ったことが買いにつながった。一方、英国株は下落。イングランド銀行の金利据え置きが嫌気された。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.8%高の338.5で終了。英国の欧州連合(EU)離脱選択後の下げ幅は2.3%に縮小した。英EU離脱選択が及ぼし得る影響を取り除くために主要中銀が刺激策を拡大するとの楽観から、世界的に株価は下げを埋めてきた。

  イングランド銀行は金融政策委員会(MPC)議事録で、MPCメンバーの大半が8月の金融緩和を想定していることを明らかにした。日本銀行がヘリコプターマネー政策を採用するとの観測も出ている。また、原油相場が反発したことを受け、欧州の石油・ガス銘柄指数は昨年11月4日以来の高水準に達した。

  ING銀行の投資マネジャー、サイモン・フィールスマ氏(アムステルダム在勤)は、「多数のファンドマネジャーが潤沢な現金を抱えており、相場上昇となれば買う必要がある」とし、「そのためこれまでで最も嫌な上昇局面の一つとなる可能性がある。よくはないが、こうした動きに加わらないことを正当化するほど悪くもない」と発言。「業績は予想よりはるかに良く、英EU離脱をめぐる見方は悲観的過ぎたようだ」と付け加えた。

  英FTSE100指数は0.2%下落。1.1%上げる場面もあった。
  
  欧州の銀行株指数はここ6営業日で5日目の値上がり。イタリアのウニクレディとは6.6%上昇。スウェーデンのSEBは1.7%上げた。第2四半期が15%増益と、アナリスト予想を上回った。ノルウェーの保険会社ストアブランドは2.9%値上がり。第2四半期の保険収入と純利益がいずれも増えた。

原題:European Stocks Rally on Earnings, BOE Move Spurs Losses in U.K.(抜粋)

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