ブラックロックCEO:株高を裏付ける根拠なく、上昇は短命に

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は、今の株高は裏付けがない恐れがあり、企業業績が改善しない限り長続きしないとの考えを示した。

  フィンクCEOは14日、ブルームバーグのインタビューで、「予想よりも良好な企業決算が発表されなければ、上昇は短命に終わるだろう」と述べた。

  フィンクCEOは英国の欧州連合(EU)離脱選択が世界の経済成長を弱めたと述べ、米金融政策当局による年内利上げの可能性は低いとの見方を示した。ブラックロックが14日発表した第2四半期決算は3.7%減益。顧客の投資資金が株式から手数料の低い債券や現金に流れたことが背景。

  フィンクCEOは「当社の顧客は今の投資環境を乗り越えようと、かつてないほど厳しい課題に直面している」と述べ、「政治やマクロ経済に関する不透明感のほか、歴史的な低金利やボラティリティの高まりを背景に顧客は足踏みしている。これは米国や中国、日本だけでも銀行預金残高が55兆ドルを超えていることからも分かる」と指摘した。

原題:BlackRock’s Fink Says Rally in Equities May Not Be Justified (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE