アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が反落-香港、インドは上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  14日の中国株式相場は下落。上海総合指数が4営業日ぶりに反落した。前日は3カ月ぶりの高値を付けていた。最近の相場上昇は行き過ぎとの兆しが示される中、素材株やエネルギー銘柄が下げの中心となった。

  上海総合指数は前日比0.2%安の3054.02で終了。税関総署が13日発表した6月の貿易統計で、国内の消費者需要の鈍さが示唆された。前日に年初来高値を付けた江西銅業(600362 CH)が下げに転じるなど、金属株が安い。

  東北証券の瀋正陽ストラテジスト(上海在勤)は「中国経済は短期的には改善していないが、世界各国・地域の中央銀行が新たな緩和策に乗り出したとしても、中国がマネーサプライ(通貨供給)をさらに増やす可能性は低い」と述べた。

  香港市場では、ハンセン中国企業株(H株)指数とハンセン指数が共に1.1%高で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  14日のインド株式相場は上昇。指標のS&P・BSEセンセックスは4日続伸した。来週から始まる議会審議で、経済改革の目玉の1つである物品・サービス税(GST)法案成立への期待が高まった。

  全国一律の間接税から恩恵を受ける物流サービス関連銘柄が買われ、ガティは11カ月ぶり高値。トランスポート・コーポレーション・オブ・インディア(TCI)は上場来高値を示現した。

  インド準備銀行の次期総裁が金融緩和に動くとの思惑から、カナラ銀行などの国有銀行が買われた。取引終了後に4-6月期決算の発表を控えたタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は4日続伸。

  センセックスは前日比0.5%高の27942.11と、昨年8月14日以来の高値で引けた。18日の議会審議を前に、最大野党・国民議会派はGST法案について協議すると、CNBCが報じた。同党は1年余りにわたり過半数を握る上院で、同法案の成立を阻んでいた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.4%高の5411.61。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.2%高の2008.77。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.1%高の8866.36。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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