量的緩和解除急いだ背景に政府高官への反発も-06年3月の日銀議事録

  • バブル再発への警戒感も背景-新基準移行で物価下方修正、批判招く
  • 当時の安倍官房長官が怒り、日銀に対する態度変えたとの指摘も

日本銀行は15日、2006年1-6月の金融政策決定会合の全発言を記録した議事録を公表した。同年3月に量的緩和解除を急いだ背景として、政府高官のけん制発言への反発やバブル再発への警戒感があったことが明らかになった。当時官房長官として解除に慎重だった安倍晋三現首相の意向を無視する形で解除したことが、3本の矢の一本目である大胆な金融緩和につながったとの指摘もある。

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