米国債:反発、30年債入札はデュレーションへの需要を浮き彫り

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13日の米国債は反発。前日まで2日間の下げ幅は年初来で最大だった。この日の午後に実施された30年債入札(120億ドル)は、最高落札利回りが過去最低を記録した。

  この日は年限を問わず利回りが下げた。入札では投資家の需要を測る応札倍率が昨年9月以来の高水準。外国中央銀行や投資信託など間接入札者の落札全体に占める割合は、過去最高だった。

  先週は償還期限の長い国債が買いを集め、10年、30年債利回りは過去最低をつけた。世界で約10兆ドルの国債がマイナス利回りとなる中、年金基金や保険会社といった長期投資家にとっては選択肢がなくなりつつある。

  キャンター・フィッツジェラルドの金利ストラテジスト、ジャスティン・レデラー氏は「間接応札の大きさは、利回りにせよデュレーションにせよ長い国債への需要が高いことを鮮明にしている」と指摘。「間接応札は通常、海外からの需要が多くを占める。これが強いのは、世界的な利回りで見ると米国債はまだ割安だからだ」と続けた。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによると、ニューヨーク時間午後5時現在、30年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.17%。30年債(表面利率2.5%、2046年5月償還)価格は107 5/32。10年債利回りは4bp下げて1.47%。7月6日には1.318%と、過去最低を付けた。

  30年債の入札結果によれば最高落札利回りは2.172%。応札倍率は2.48倍。間接応札が占めた割合は68.5%。前回は64.9%だった。

原題:Treasuries Gain as 30-Year Bond Sale Highlights Duration Demand(抜粋)

(相場を更新し、最終段落を加えます.)
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