クレディS:一部従業員の固定給引き上げ、手当を廃止-関係者

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クレディ・スイス・グループはロンドン在勤の一部上級バンカーの報酬体系を変更し、固定給を引き上げる代わりに監督当局が監視対象とした手当を廃止した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  情報が非公開だとして匿名を条件に述べた同関係者によると、対象となる従業員には前四半期中に通知されている。今年全体の報酬額はまだ決定されていない。その他の従業員について必要に応じて役職を基準とした報酬体系を維持するという。

クレディ・スイス店舗

Photographer: Michele Limina/Bloomberg

  クレディ・スイスの広報担当はコメントを避けた。

  欧州の監督当局は昨年12月に発表した報酬に関する最終指針で、固定給と変動報酬を明確に区分。ボーナスを固定給の2倍までに制限する規則を迂回(うかい)しないよう、現金手当を厳密に監視する方針を示した。スタンダードチャータードなど英国の銀行は既に、手当を廃止し給与を引き上げることでボーナス抑制の規則に従った。
  
  また、クレディ・スイスの投資銀行および資本市場担当部門の責任者を務めるジム・アマイン氏が今月の内部会合で、パフォーマンスが好調なため同部門が採用活動を行うと一部の英マネジングディレクターに話したことも関係者は明らかにした。同行は最近、アブダビ首長国の大手銀行2行の合併で助言した。

原題:Credit Suisse Said to Lift Salary, Chop Allowance for Some Staff(抜粋)

(第4段落以降に背景や雇用に関する情報を追加し更新します.)
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